【南予拠点プロジェクトVol.2】~内子・まちの駅NANZEについて~


Warning: preg_match(): Unknown modifier '.' in /home/ehimelife/ehimelife.net/public_html/wp-includes/class-wp-embed.php on line 156

Warning: preg_match(): Unknown modifier '.' in /home/ehimelife/ehimelife.net/public_html/wp-includes/class-wp-embed.php on line 156

こんにちは、ネットワーク参事の山内です。

先日代表の板垣によるブログ(【南予拠点プロジェクト】)でも紹介していた通り、内子町に南予拠点ができる予定です。

内子町について

人口約16,000人で、美しい山々に囲まれた小さな町になります。松山市から列車で25分。車で約1時間程度南に下った愛媛のほぼ真ん中に位置しています

内子町と言えば?

内子を改めて紹介していくと、まず最初に出てくるのは『内子座』『町並み保存』なのではないでしょうか。それを目当てに内子に来る人もいるでしょう。内子はもともと観光地だったわけではありません。

内子の歴史

内子町は、古くは四国88か所を巡るお遍路さんの宿場町として、その後は江戸から明治にかけて木蝋(もくろう)や和紙の生産によって栄えた町なのです。天然ワックスや化粧品・薬などの原料となる内子の木蝋は “JAPAN WAX” として世界的にも評価され、当時の豪商たちの立派な屋敷や町家が作られたのです。その家々を保存していった結果、今では観光資源になっているのです。

内子の魅力

40年ほど前の高度成長期、古きを壊し新しいモノを作り発展していこうという都市化の流れに飲み込まれることなく、いち早く地域の価値を把握し将来を見据えて、古き良きを守っていく町並み保存を成功させた。またそういった流れができたことで芝居小屋の内子座も修復させることができ、また景観条例なんかも設立された。

そうやって町で作られた『内子のアイデンティティ』というのは周辺山間部へも派生。日本の原風景とも言える美しい農村の姿を甦らせようと、新たに「村並み保存」という考え方を持ち込み自然と調和した村の暮らしや景観を保存・復元し、町中心部だけじゃなく地域全体のまちづくりを展開しているのです。

紹介したいネタがまだまだあるし、一方で課題もまだまだ多くはありますが、世論に流されない内子のまちづくりの過程から積みあがってできた内子のアイデンティティこそがこの町の一番の魅力なんじゃないかと今では思っています。

まちの駅NANZEとは

ソース画像を表示

今回の南予の拠点となる『まちの駅NANZE』について少しご紹介資料と思います。

2015年できた町の拠点でうちこ商店街まちづくり協同組合が管理運営しています。町の駅NANZEは内子駅と町並み保存地区と間にある商店街の中央部に位置している立地もあり、『地元の人たちの生活の交流場の『商店街』と町並み保存地区と内子座という観光客が来る『観光地』が交差する拠点にしくという目的』で作られた場所になります

運営管理はうちこ商店街まちづくり協同組合の活動がわかる記事はコチラ

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/2017/23utiko.pdf
https://www.town.uchiko.ehime.jp/uploaded/life/107910_123582_misc.pdf

名前の由来

「なんぜ」とは「何かご用ですか?」という意味があります。子供の頃お菓子を買いに行くと  商店街のおばちゃんが「なんぜ~、今日はなんするんぜ~」と言ってるのをネーミングにしたそうです。今日はなにするんぜーと人々が集まる交流施設にしたいので「まちの駅」と名付けられたようです。

ナンゼの遍歴

期間 2013年4月~2015年3月(2年間)

農家さんとの連携によりかき氷や内子豚まんをはじめ内子地産のメニューを開発しながらカフェ・ランチの営業をしたり、地域の職人などの力とアイデアを出しながら木のミニ四駆や輪ゴム鉄砲づくりなど、地域の人も楽しめて観光客も楽しめるようなイベントなど事業が行われていましたが2年で閉店

ソース画像を表示
kかかkかこか

その後は内子の人気店の「喫茶こころ」がNANZE移転し地産のカフェ・ランチの営業を2019年に閉店。その後半年チャレンジショップとして運営されたが閉店し、2020年10月より現在は、『伊予エッグ』が卵かけごプリンやシュークリーム、たまごなどの物販などを始めています。

ソース画像を表示
現在の伊予エッグさんのオープニングのチラシ

こうやって運営者が変わり、営業内容も形を変えながら事業が進んでいます。

【地元の人たちの生活の交流場の『商店街』と町並み保存地区と内子座という観光客が来る『観光地』が交差する拠点にしていく】

という当初の目的とは少し離れてきているところもあると思いますが、商店街と観光地が交差していく拠点になっていくようなことにも内子町の人とも一緒に考えて協創していける場所にしていきたいし、そこに南予の玄関口としての機能も果たしお互いが影響を与え合いながら、南予のアイデンティティをみんなで作っていけたらと思います。

ご興味を持っていただいた方に対し、アンケートのご協力をお願いしております!アンケートにお答えいただきました皆様には当プロジェクトの情報やプレイベント、初回会員向け特典などご案内する予定です。ぜひよろしくお願いいたします!