7月7日、松山市の愛媛県男女共同参画センターにて、地域おこし協力隊と関わり合いのある市町職員を対象に、「第1回 令和5年度 愛媛県地域おこし協力隊 導入受入強化勉強会」を開催しました。
17市町の職員のほか、愛媛県の職員の参加もあり、合計47名が参加しました。
協力隊の導入を進めるとりまとめ課だけでなく、実際に協力隊を受け入れている受入担当課など、幅広い所属の職員の方が参加されました。
地域おこし協力隊の導入・受入に関する先進事例
研修会では、えひめ暮らしネットワーク副代表で総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員も務める鍋島悠弥氏から、地域おこし協力隊の導入・受入に関する先進事例について講義がありました。
県外の事例を具体的に見つつ、導入・受入時に生かせるポイントや大切にしたい考え方について、お聞きいただきました。
県内市町における導入部分の取り組み事例
県内の取り組み事例として、県内で多くの隊員を受け入れている、今治市と松野町の事例をそれぞれご紹介いただきました。
協力隊の導入やサポートを行う中で意識的に取り組んでいい効果を生んでいること、うまくいかなかった反省を生かし改善をしていること、協力隊や地域に必ず伝えることなど、具体的なお話をうかがうことができました。
パネルディスカッションと全体事例共有
講義や事例発表を踏まえてのパネルディスカッションでは、登壇した3名への質問のほか、参加した市町の職員さんからも情報共有を頂くなど、職員同士ならではの場となりました。
県内で活動する隊員が増加し、ミッションや任用形態、それぞれのバックグラウンドも多様化する中、一つの自治体の中だけで向き合うのではなく、県下の市町が情報を共有し合い、協力することで協力隊や地域にとってよりよいかたちを目指していくことができればと考えています。
この勉強会は全3回を予定しており、次回は8月4日にオンラインで開催されます。