9月19日~20日、伊予市双海町のふたみ潮風ふれあいの館で、1泊2日の「愛媛県地域おこし協力隊活動ロードマップ作成研修会」を実施しました。
おもに活動2~3年目の隊員を対象とした研修で、県内6つの自治体から9名が参加。8月に予定していた研修でしたが、台風の影響で延期して実施しました。
【講義】活動ロードマップ作成のポイント
研修1日目、はじめの講義は(一社)えひめ暮らしネットワーク参事の本多正彦による「地域おこし協力隊活動と活動ロードマップ作成のポイント」でした。
地域おこし協力隊という立場について再確認して、活動ロードマップ作成の目的やその活用について学びました。
【ワーク】これまでの活動の棚卸し
今回の研修は、主に個人ワークが中心です。活動ロードマップ作成のポイントについて学んだあとは、模造紙と付箋を使って、各隊員がそれぞれの活動場所でやってきたことやそれに対する地域の反応をまとめていきました。
3つのグループに分かれて、参加者同士で情報共有もしてアドバイスし合いました。
【事例紹介】3年間の協力隊活動と任期後
研修2日目は、(一社)えひめ暮らしネットワーク参事で伊予市の地域おこし協力隊を昨年度退任した高木綾子による事例発表でした。
観光物産協会の法人設立という難しいミッションから、任期後に多業という形で自分のイメージする暮らしの実現に向けて実践している例は、任期後のイメージをつくるためにとても参考になったようでした。
【ワーク】これからの活動ロードマップの作成
研修の最後のワークは、「これからの活動ロードマップの作成」でした。
1日目の活動棚卸し、これまでのロードマップを踏まえた上で、任期後の活動の道しるべとなるロードマップを作成していきました。
2日間取り組んだワークを全体共有して、意見交換をおこなって研修を終了しました。
研修1日目の夕食と、2日目の朝食は、伊予市の地域の方にご用意いただきました。
研修全体を通じて、参加者同士も交流して、活動場所やミッションの違う仲間と情報交換できました。
今回の研修は、これまでの活動を客観的に見直し、これからのやるべきことを整理する良い機会になったと思います。残りの協力隊活動期間とその後に活かしてもらえると嬉しいです。