令和7年1月17日、西予市にて視察を含めた交流研修会を実施しました。
地域おこし協力隊の方から要望の多かった現地視察の研修ということで注目度が高く、30名を超える参加がありました。
【取組紹介】西予市の地域おこし協力隊について
西予市の地域おこし協力隊の採用や取り組みについて、西予市まちづくり推進課 中村 奈央子氏よりご紹介いただきました。どのような体制で協力隊員の受入を行い、これまで運用して来ているのか、詳しくご紹介がありました。
【事例紹介①】
次に、西予市で現在地域おこし協力隊として活動する方々から事例紹介をいただきました。
お一人目は、野村地区で養蚕に取り組む、石川 耀介氏です。養蚕という特殊なミッションになぜ携わることになったのかから、養蚕が置かれている現状、今後の取り組みや生業づくりについてお話を伺いました。
日ごろ触れることの少ない分野だけに、参加者も興味津々でたくさんの質問が出ました。
野村シルク博物館Instagram
https://www.instagram.com/nomura.silk.museum/
【事例紹介②】
続いて、遊子川地区でゲストハウスを営む橘高 晃則氏に事例紹介を行っていただきました。
地域の方々と協力してゲストハウスをはじめとしたさまざまな取り組みをしている様子や、ゲストハウス利用者の様子を伺いました。
任期後の起業ではなく、ゲストハウスの運営をミッションとして協力隊になったという形など、橘高さんならではの活動の進め方に参加者も関心を持ってお話を聞いていました。
遊子川ゲストハウス コッコロん
https://www.coccoron-yusukawa.com/
【現地視察①】
続いて、西予市の地域おこし協力隊卒業生、久場 勝弘氏が営むのぼり坂のカルフールへ移動しました。
視察&昼食には、久場さん特製のカレーをいただきました!昼食では、他市町からの参加者との交流することもできました。
昼食後にはゲストハウス内にて、活動中や任期後の取り組みについて伺いました。
石城ロマンの里応援隊として地域おこし協力隊を支えてきた仲口さんのお話も伺うことができ、地域の方にどのように久場さんが受け入れられていき、新たに同地区に協力隊を迎えるまでになったかを知ることができました。
場所をお借りして行った参加者からのPRタイムでは、イベントの告知や地域や活動の宣伝など様々なお知らせがありました。
のぼり坂のカルフールInstagram
https://www.instagram.com/carrefour.nobolizaka/
【現地視察②】
その後、久場さんと同じ石城地区で活動する中山 寛氏のご自宅に伺い、ご自宅を含めた空き家の利活用や地域の中での活動についてお話を伺いました。カルフールからの移動は徒歩で。稲刈り後ののどかな風景が広がる穏やかな地域です。
中山さんのこれまでのお仕事や経験を生かした活動には、地域の方との関係づくりや活動のヒントがちりばめられていました。
まとめ
これまでも現在もたくさんの地域おこし協力隊を受け入れている西予市。
実際に足を運び、活動している隊員のお話を伺うことで、それぞれの活動地域や活動とはまた異なった地域や活動があることを知るきっかけになったのではないかと思います。ミッションや地域、スキルが違うから関係ないということではなく、ここで得たヒントを自身の活動地域や自身ならではの形で協力隊活動や今後の暮らしに生かしてほしいと思います。
たくさんのご参加を頂き、前向きな感想を頂いているので、来年度以降も視察を交えた研修会を企画していきたいと考えています。