#森 #庭 #グリーンツーリズム #農業 #音楽会 #風呂 #木のぬくもり #創作料理

オーナーの森長照博さんは、30年前にヨーロッパ（ドイツ・フランス・オーストリア・スイス）におけるアグリツーリズモを視察研修し、農村の女性が活躍をしていることに感動したことをきっかけに「ファーム イン ラオム 古久里来（こくりこ）」を1995年に内子町に、グリーンツーリズムの宿をスタートさせました。

「お越しになる方に安らぎを 発たれる方に幸せを」がコンセプト。

客室は、白壁と木の優しさに包まれた心落ち着く空間です。部屋はそれぞれが独立し、各部屋にシャワーとお手洗いがあります。都会の喧騒から離れ、豊かでゆっくり流れる時間を森の木漏れ日の中で過ごす。また、かつての農村の五右衛門風呂を沸かして、楽しむ体験もできます。

「おかあさん百選」認定の禮子さんの手料理は、自家栽培の野菜や地域の果物などをふんだんに使い、素材そのものの持つ力強さに体の整いを感じます。

“コクリコ”とは、フランス語で“ひなげし（ポピー）”という意味で、花言葉は「いたわり」だそうです。

「農村の宿という空間に身を委ね、何もせずにうたた寝することも立派な体験です。ときには豊かな自然に身を置き、長い風雪に堪えた人びとの暮らしの詩に、耳を傾ける本当の旅も、また、あるのではないでしょうか。旅立てばこんな人に出会えた。こんな素晴らしいものを知ることができた。きっとそう感じていただけると思います。」と、グリンツーリズムインストラクターでもある照博さんは語ります。 季節とタイミングが合えば、田植えや稲刈り、桃やぶどう、ブルーベリー狩りのほか、植物観察、ピザ焼き、かまどご飯、紙すきなど様々な体験ができます。

また、定期的に音楽会や朗読会などの開催していたり、ご夫婦の住む母屋はコミュニティホールとして、地元の人たちとの交流も楽しめます。オーナーご夫婦の人柄に惹かれ、人が集い、リピーターが多いのも頷けます。森の中で日常を忘れ、リフレッシュ。明日への鋭気を養える、そんなラオム（空間）です。