えひめ地域おこし協力隊「ローカルビジネス創出研修会(第1回)」を開催しました!

このたび、えひめで起業を志して活動する地域おこし協力隊を対象として、ローカルビジネス創出研修会を開催しました!

全3回で実施する研修の第1回は、協力隊を退任後に実際に起業されたOB2名の事例発表を実施。16名の隊員が参加しました。

まずは、伊予市地域おこし協力隊OBの冨田敏さんからの事例発表。冨田さんは、県内でも最初期にあたる2011年~地域おこし協力隊として活動されていた人物です。その人柄や話術、物事の捉え方や人との接し方等、筆者である私(鍋島)が参考にさせてもらったことも多い先輩隊員でもあります。協力隊の任期後は自、治体から委託を受けて移住促進業務に取り組む「いよりん」を設立。協力隊時代の活動~現在の生業に至る経緯など、パワーポイント資料150ページにわたる超大作で、丁寧に振り返っていただく発表内容となりました。

続いて、今治市地域おこし協力隊OBの大橋健太郎さんからの事例発表。大橋さんは、本来ならば今年度が協力隊としての最終任期の年なのですが、あえて2年と1か月で協力隊を退任しました。現在は活動任期中の時間も活用しながら準備を進めていた「Co-living & Cafe SANDO」をご夫婦で経営されています。コロナ禍における協力隊活動、なぜ途中退任という道を選択したのか、ローカルな起業において大切にしているエッセンスとは何なのか等々、隊員にとって直接的に参考になる内容が多くあったのではないでしょうか。

ローカルビジネス創出研修会は、12月に第2回、年が明けての1月に第3回を開催します。第2回では、協力隊が自身の棚卸に取り組み、地域目線も取り入れながらいかに生業を描いていくのかをイメージするワークショップを実施。

引き続きこちらでも研修の様子を報告しますので、お楽しみに!