8月31日~9月1日の2日間「令和5年度愛媛県地域おこし協力隊活動ロードマップ作成研修会」を開催しました。愛媛県内8つの自治体から11名が参加しました。
伊予市双海町の「ふたみ潮風ふれあいの館」で、1泊2日の宿泊型研修。これまでの協力隊活動の振り返りや活動の棚卸し、現状の整理、今後の活動のロードマップの作成等、内容の濃い研修となりました。
活動ロードマップ作成のポイント
1日目、最初の講義では、(一社)えひめ暮らしネットワーク参事の本多正彦氏から地域おこし協力隊の活動ロードマップ作成のポイントを学んでいただきました。
地域おこし協力隊という立ち位置を再確認し、自身のこれまでの活動を俯瞰的に見ることはとても重要です。本多氏の自身の活動も例に、活動ロードマップ作成の目的を改めて確認しました。
これまでの活動の棚卸しとロードマップ作成
今回の活動ロードマップ作成研修は、主に参加者の皆さんが自分自身と向き合う個人ワークです。1日目は、これまでの活動の棚卸しと現状整理、これまでの活動ロードマップ作成をおこないました。
地域おこし協力隊は、それぞれが異なる地域・異なるミッションで活動しています。自分のやりたいこと、地域に求められていること、自治体に求められていることを踏まえて、各人がこれまでの活動の整理をおこないました。
協力隊OBによる3年間の活動事例発表
2日目の最初は、(一社)えひめ暮らしネットワーク参事の藤岡慶太氏による3年間の地域おこし協力隊と任期後の定住について事例発表がありました。
任期後も多業というスタイルで活動する藤岡氏の協力隊期間中の生業づくりは、協力隊活動期間とその後のイメージの参考になる部分も多かったようです。
これからの活動ロードマップ作成と全体共有
2日目、研修最後のワークは、これからの活動ロードマップの作成でした。1日目に取り組んだ「活動の棚卸し」「これまでの活動ロードマップ」「現状整理」のワークを踏まえた上で、任期後の目標を定め、その達成に向けてバックキャスティングするための「これからの活動ロードマップ」を各自もくもくと作成していきました。
最後に、2日間取り組んだワークの成果を全体で共有し、意見交換をおこなって研修を終了しました。
改めて時間をしっかりとかけて活動を俯瞰的に見ることで、これからの活動に前向きになる有意義な時間となりました。
おまけ
今回の研修での夕食と朝食は、伊予市の地元の方が手料理でご用意してくださりました。
ありがとうございました~!
残りの協力隊活動、その後もがんばっていきましょう!