凪 なぎ


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こんにちは。日直えひめ暮らし、山口です。

久しぶりの晴れ。気温が上がり少し夏らしさを取り戻してきましたね。

連日の雨や警報、そしてニュースに心が動揺している頃に、こんな海を見ながら思ったのは、凪いだ心や平穏無事に暮らせることについてでした。

時を経て。

今年の7月7日は、日本各地での大雨。

この災害で被害に遭われた方。そしてご家族、知人、友人のいらっしゃる方、心よりお見舞い申し上げます。

ここ愛媛でも、2年前の七夕の日は信じがたい日となりました。それから今までのことは、ここでは割愛します。2年後のその日は、協力隊着任地で過ごすことにしました。かつての職場のあった乙亥会館は、リニューアルオープンを静かに迎えています。献花のあとで、隣接する「キッチンペピーノ」でランチをすることに。

テーブルからみえる、カウンターには協力隊活動中に制作したNomulike(ノムライク)ポスターをずっと飾ってくださっています。「最近は、なにしよるんな?」そんな声をかけてもらいながらも、ここにくるといつも注文してしまうのが、「くまさん農園」のトマトを使った”あさりとトマトのパスタ”。裂果のうるるんトマトとやみつきトマトをふんだんに使ったトマトソースは、つい「どこまりで食べられんで!!(他ではたべれないよ)」と方言で力説したくなる味です。本当に美味しい。こんなおいしいトマトソースパスタが500円でたべれるところなんて、ない。地産地消のおいしい関係。ぜひ味わいにきてくださいね。

https://tabelog.com/ehime/A3804/A380402/38003375/

このパスタは私にとって、いろんな味がします。

そんなトマトを作っているのが、私が協力隊になるきっかけをくれた人。わたしを、野村地域に呼び込んでくれた人「熊谷 琢磨(くまがい たくま) さん」です。

運営に関わるNPО法人の理事長でもあります。私たちは今では、それぞれの立場で同じ地域を見つめ、それぞれに取り組んでいるフェーズです。根っこの気持ちは、きっと繋がっている。長い時間軸の中で、お互いの広げる輪が、進める手がつながるタイミングまで。(彼の記事とHPを紹介します。ぜひご覧になってくださいね)

https://imadekirukoto.jp/organization/ehime_011/
https://www.floral-kumagai.com/
災害を機に、トマトとイチゴの栽培に挑戦されています。

経験すること。

誰もが、様々なことの当事者になること。

遭ってしまうのが、災害です。

要因がいくつも絡まり合って。

経ることは、実感をもって。

誰かに思いをはせることが、状況を理解することが、少しできるようになるのかもしれない。

あの時の自分や周り。そして、それからここまでの時や気持ちがよみがえって。

割り切れない、片付かない思いやコトは、「日日薬」に任せながら。

野村のこどもたちも。

「がんばってみるけん、応援してやなぁ」から「応援するけん、がんばってや」に。

https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200715/8000007101.html
災害直後も、音楽とうたうことで元気を分けてくださったアカペラグループ「INSPi(インスピ)」の杉田篤史さんと、野村小学校の6年生が「のむらからの手紙~応援するけん、がんばってや~」を制作しました。歌詞の基になったのは、今会うことができない大切な人に向けて、子どもたちが書いた手紙。

そして、自身と地域を掛け合わせながら奔走する新たな協力隊もいてくれます。

私は、これからは野村に暮らす人たちの黒子として。支えてもらった分、私にしかできないことに徹します。

あふれだす。

日常には、喜怒哀楽のあふれ出す瞬間が多々あります。

感情は水に似ていて、波打ち始めると自分の器の中で行き場がなくなることも。

状況もどうにもならないことも生じてきます。

そんなことも、きっと誰でもこれからもある。

だからこそ、凪の瞬間を大切に。

じぶんの内側の平穏に立ち戻ることを忘れずに。

そんなことを思う、今日この頃でした。

今日も、そして明日も、日直えひめ暮らしで皆さんの窓口としてお待ちしています。明日は、先日の研修のレポートと、今度行う研修についての記事を書きますね。