秋の矢間農園

みなさん、こんにちは!松野町のヤザマです☆

ついこの間までの暑さがうそのように、ここ最近の松野町はすっかり秋モード。過ごしやすい季節になってきました。みなさんのお住まいの地域はいかがですか?

さて、今日はちょっぴりわが家のお話を。

以前、こちらのブログでも触れましたが、わたしのダンナさんはわたしと同じく元地域おこし協力隊。農業をミッションとした協力隊として、任期中から農業研修を受け、現在、桃農家として独立しています。

独立して3年。たくさんの方のご協力のもと、今年は6.3トンの桃を出荷することができました!

選果場にて
清水白桃という品種をつくっています

現在は、また来シーズンおいしい桃ができるための準備期間。

「収穫を終えたら落ち着くの?」とよく聞かれるのですが、収穫後が実は大事なんです!!!

桃が実をならすのは、人間で言ったら出産のようなものなので、収穫後は木をいたわり、来年またよい実をつける準備をしなくてはいけません。

肥料をあげたり(収穫後のこの作業を「お礼肥え」と言います)、剪定をして枝ぶりを整えたり…この時期にすべき作業がいろいろあるんです!

きょうは先日はじめた剪定についてお話しますねお♪

秋剪定とは?

今は、桃の木自体が来年に向けてエネルギーを溜め込んでいるので、大きな選定に向いているといわれてる時期。わが桃園は「自然流(じねんりゅう)」という岡山の農法をお手本にしているので、まだ葉が落ちていないこの時期に剪定をはじめます。 これを「秋剪定」と呼んでいます。

本来ならば8月から始めるとよいのですが、今年は日照り続きだったので少し遅れてのスタート。農法によっては葉が落ちた冬に剪定をする方法もあるそうです。育て方も十人十色(十木十色?)。その人なりのポリシーや美学が垣間見えるのも農業のオモシロさだったりします。

今回、わたしも剪定初挑戦!ダンナさんに切る枝の判別の仕方を教わり、チャレンジしてみました!

写真はシュールですが、マジメにやってますw

最初は恐る恐るでしたが、だんだん切るのが楽しくなってきてついついバシバシカット!w切り過ぎては来年の収穫(収入?w)に響くので「今日はこのへんにしておこう!」と11本を剪定して終~了~!

切るのは楽しいのですが、その後の片付けがまあまあ大変(^^;)

集めた枝は軽トラいっぱいに!

今回は園地の中でも小さめの木だったので、大きな木を剪定したらもっとスゴイことになりそうです!

こんな風に畑に出ると、季節の移ろいが肌で感じられるし、なにより静かで美しい景色の中で仕事できるなんて都会では考えられないこと!サイコーな職場環境です!w