令和6年度 第1回愛媛県地域おこし協力隊採用勉強会を開催しました

 令和6年7月11日(木)松山市総合コミュニティセンターにて、令和6年度第1回愛媛県地域おこし協力隊採用勉強会を開催しました。
 今年は、10市町から17名の地域おこし協力隊担当職員の方の参加がありました。

市町の運用状況の紹介

 自己紹介を兼ねて、それぞれ、市町ごとの地域おこし協力隊の運用状況や募集や運用の課題、提供できる情報について発表をしました。県内でも自治体ごとに採用のスタイルや方針が異なりますが、参考になる情報などがあり、その後の休憩時間などでも積極的なコミュニケーションが図られていました。

【講義】全国の事例から見る地域おこし協力隊採用の心構えと対策

 最初の講義は、総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員で、えひめ暮らしネットワーク副代表の鍋島悠弥さんから、採用前後に自治体や受入地域で検討や準備をしておくべきことや採用時に活用できるノウハウについてお話がありました。

 全国での事例も交えながら、近年各地で起きているミスマッチはなぜ起きるのか、そもそも地域で本当に必要とされているのは地域おこし協力隊なのか、担ってもらいたい業務は協力隊にできることなのか、といったことから、ミスマッチを引き起こさずに隊員・自治体・地域三方にとってよい関係を築くために募集の段階からできることについて学びました。

 今年度から地域おこし協力隊の担当になったという職員の方も多く参加され、真剣に講義を聞いていました。

【事例紹介】県下市町における採用時の取り組み事例

 続いて、久万高原町の地域おこし協力隊担当職員、ジョーンズかおり氏から、採用の基礎から実践までに活用している募集方法とおためし協力隊の取り組み事例について、ご紹介を頂きました。

 ご自身も移住者であるジョーンズ氏は、久万高原町のこれまでの地域おこし協力隊運用を客観的に振り返り、より協力隊に寄りそい、かつ地域のためにもなる運用を続けてきています。

 今回は、昨年度えひめ暮らしネットワークに委託いただいたおためし地域おこし協力隊について、実際に実施してよかったことを反省点や課題を交えながらご紹介いただきました。

 また、採用した協力隊向けのマニュアルについても紹介され、発表後には多くの職員の方が実際にマニュアルを見てその取り組みの充実ぶりを学んでいました。

【ワークショップ】募集要項添削ワークショップ

 休憩をはさみ、最後は効果的な募集要項の記載について、陥りがちな事例の改善を通して学ぶワークショップを行いました。全国で実際にあった事例を組み合わせた募集要項をもとに、より多くのマッチする人材に応募してもらえる募集要項にするにはどうしたらよいか、グループごとに話し合いました。

 実際にそれぞれの市町で工夫していること、気を付けていることなどを紹介し合いながら話し合うことで、他の自治体がどのような工夫をしているか知ることができ、客観的な視点を持つことにつながりました。

 今年度は、年度内にあと2回、地域おこし協力隊担当の職員の方向けの研修会を予定しています。研修をきっかけに、県内で活動する地域おこし協力隊や協力隊を支える市町の職員の方、地域の方々、みなさんがより充実した愛媛暮らしを送れるよう、支援を続けていきたいと思います。