「島×農業」の暮らしをリアルに描く2泊3日の旅
令和4年度の申し込みは終了しました。
▼ 体験概要
事業者名(会社名) | (株)ブルーレモンファーム |
職種 | 農業 |
日程 | 令和4年秋以降(随時個別にご相談のうえ決定) ※レモンは10月上旬以降、それ以外の柑橘は11月下旬以降がシーズンです。 |
時間 | 2泊3日 ( 1日目13:00集合 / 3日目 13:00解散 ) |
場所 | 株式会社 ブルーレモンファーム (岩城) |
お問合せ | 上島町役場 弓削総合支所総務部企画情報課 平田浩司 TEL:0897-77-2501 hirata-koji@town.kamijima.ehime.jp |
備考 | 因島、今治、生口島(車の場合)のどちらから来られるかについて、お知らせください。 お時間あれば町内の他の島も是非巡ってみてください。 よろしければご案内します。 |
青いレモンの島ライフ
青いレモンの島“岩城島 (いわぎじま)”。瀬戸内海に浮かぶ25の島々からなる上島町の、西側に位置する人口2,000人ほどの島であり、農業や造船が盛んな四季折々に美しい花々に彩られる場所です。特に春には3,000本の桜が咲き、その姿は“天女の羽衣”との呼ばれるほど。遠方からもたくさんの人々がこの島に訪れます。
「青いレモン」とは、黄色く色づく前の新鮮なレモンの呼び名。柑橘の栽培が盛んな岩城島では30年ほど前に島おこしとしてこの「青いレモン」がブランド化されました。今では岩城島を語る上でなくてはならない代名詞となっています。
この旅では、株式会社ブルーレモンファームの古川さんを訪ね、仕事見学、収穫等の農業体験を行っていただきます。そしてこの旅の魅力は農業体験だけではなく、農業経営全体のノウハウについても惜しみなく提供されるところです。年間の流れ、野菜や柑橘の単価や収支、税金対策や補助制度についてなど農業を仕事としていく上で理解しておくとよいことや心構えを学びます。体験や対談を通して、あなた色の農業経営を描き、最終日には5か年の経営プランを形づくっていきます。
日が暮れてからは、先輩移住者、地元の人たちとの交流会を予定しています。観光では限りがある島の人たちとの触れ合いから島暮らしをよりリアルに描く時間になるように企画しました。あなたが淡く思い描いている「農業×島ライフ」の輪郭が見えていくそんな旅をご提案します。
「人生まったく無駄がない」
古川さんが岩城島にやってきたのは2003年。移住を決める前から食に興味があった古川さんは、偶然青いレモンを手に取っていたといいます。京都でサラリーマンとして勤めていた当時、営業職で成績も上々だったそうなのです。しかし、ある時「人間らしい生活がしたい。一度きりの人生楽しみたい。」と感じ、生き方を見つめ直し始めます。移住検討先を巡る中で岩城島に立ち寄ったのがきっかけでこの島で農業をやっていきたいと決意しました。竹藪を自ら切り開き農園を作ったり、島の農家さんが作るレモンを持って島の外に営業にでかけたりと、にかく一生懸命だったといいます。「目の前のことに必死だった。決して楽ではなかったが今思えば全部楽しかった。学生時代のアルバイトもその他の経験も、人生全く無駄なことはない。その当時はしんどくても、今はトンネルの中にいるような状態でも、その先に光が見えてくる。」そう言い切る古川さんの言葉は説得力があります。
「全人類だれでもできるのが農業」
古川さんは、まず仕事を始めるときには雑談からというほどの雑談好き。それほどコミュニケーションを大切にしている古川さんは、目の前の一人の可能性を見ることを決して忘れません。現在は、移住してきたインターン研修中の2組ともチームを組んで仕事をすることが多いようです。適性を見て任せる仕事やそれぞれに合った農業のやり方を一緒に考えていくそうです。
今回の旅では、「 自然いっぱいの島で暮らしながら、農業をやっていきたい。」という方に向けた少し先の自分たちの暮らしを描く体験型トリップ。少し先の未来をイメージすることによって、”今”の見え方にも変化があるかもしれません。一から農業をする人に向け、数年後を見越した農業経営について、農業をするまでの過程から柑橘の単価、税金対策や販路の開拓など農業経営について知り、少し先を一緒にイメージできる形をつくっていきます。
農業体験以外の時間では島中心部のウォーキングガイドなどゆったりと島を感じながら、地域の人たちとも巡り会える旅となっています。
▼ 体験スケジュール
▼1日目
時間経過 | 行程 | 体験内容 |
---|---|---|
13:00 | 集合 | ・ブルーレモンファーム集合 ・島をぐるり (積善山山頂風景) |
14:00 | オリエンテーション | ・スケジュール等説明 ・自己紹介 ・参加動機(なぜ参加したのか/何を得たいか) |
働き方の話 | 古川さんより、 働き方や暮らし/農業経営についてのお話 | |
15:30 | 仕事の見学 | 現地、仕事見学 |
17:00 | 岩城島の中心部をウォーキングガイド | |
1日目振返り終了会 | 協力隊OB、先輩移住者との交流会を予定 |
▼2日目
時間経過 | 行程 | 体験内容 |
---|---|---|
9:00 | 仕事の体験 | 農業体験 |
12:00 | 食事 | 食事処 よし正 |
13:30 | 仕事の体験 | 農業体験 |
17:00 | ・宿へ移動 ・到着・休憩 | |
2日目振返り終了会 | 地域の方との交流会を予定 |
▼3日目
時間経過 | 行程 | 体験内容 |
---|---|---|
8:00 | 仕事の体験 | 自由行動 <ご希望に応じて島の農家さん巡り> |
11:00 | 相談会 | 古川さん個別コンサル 【5か年経営プランの作成】 |
12:30 | 旅のまとめ | 感想の共有・アンケート記入・移住相談 |
13:00 | 終了 | ご希望に応じて空き家見学 |
▼ 留意事項
◼️参加前にPCR検査等の結果が陰性であることを確認させて頂きます。詳細はお申し込み後に事務局からご連絡致します。 ◼️新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、マスク着用・手指消毒などの感染防止対策の徹底をお願いします。 ◼️参加者の居住地から体験先までの往復旅費、体験中の宿泊や食事等の体験プログラム以外の経費は参加者の自己負担となります。 ◼️参加者のみなさまは、事務局が手配する体験プログラムにかかる傷害保険に加入します。 ・体験プログラムにのみ適用される保険です。 ・体験プログラム時間外には適用されません。 ◼️宿泊を伴う体験プログラムの場合、宿泊施設につきましては参加者ご自身でのご予約をお願いいたします。(事務局で予約が可能なプログラムについては、体験概要にその旨を記載しています) ◼️体験プログラムの行程に合わせて、現地集合・現地解散とします。 ※住所は体験先が決まった際にご連絡します。 ◼️体験中は事業所あるいは地域おこし協力隊等が同行するほか、体験後においても移住相談等のサポートをさせていただきます。 ◼️新型コロナウィルス感染症の拡大状況により、中止となる場合もございます。 |